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道の駅とざわ

いま、山形から・・・ 道の駅から出発進行!山形タビ 戸沢と韓国の文化がクロスする 道の駅とざわ「モモカミの里 高麗館」(戸沢村)
(平成29年8月4日掲載)

 山形県の北東に位置する新庄市から国道47号を日本海側の庄内地方方面へ5kmほど走ると道は山形県の母なる川・最上川と併走。川に沿ってさらに5kmほど。川面を見渡せる小高い丘の上に突如として現れる、異国情緒溢れる建物が道の駅とざわです。「モモカミの里 高麗館」という名前の通り、韓国様式の建物で、韓国の食材や土産物の購入、本格的な韓国料理をいただくことができます。なぜ戸沢村で「韓国」なのでしょう?


 

戸沢村と韓国、二つの場所が交わるきっかけ
道の駅とざわについて教えてくださったスタッフの小玉亜美さん。カラフルな館内の回廊でお話しをお聞きしました。
「モモカミ」とはアイヌ語で「崖の上・丘の上」。その名の通り、最上川を一望できる丘の上に建てられています。

 戸沢村と韓国との交流の歴史は、30年以上前の昭和60年まで遡ります。戸沢村で農業に従事している若者たちが、栃木県にあるアジア農村指導者養成専門学校「アジア学院」の留学生たちと交流を始めました。平成元年には韓国中部に位置する忠清北道チュンチョンプクト堤川チェチョン市と戸沢村の「国際交流塾」のメンバーによる、農業技術交流を主とした相互訪問がスタート。両国の冬季農業の課題や農村開発について意見交換しました。

 その後、農業の後継者対策として国際結婚を推進し、戸沢村に韓国出身の女性が暮らすようになります。彼女たちに日本人社会により早く馴染んでもらえるよう、戸沢村は日本語教室の開講をはじめ、村民との相互理解を図るための交流事業などを実施。そして、平成9年には日韓友好を目的に、道の駅とざわ「モモカミの里 高麗館」が完成したのです。


 

韓国の食や文化がいっぱい!

うめちゃんキムチの社長・阿部梅子さん。韓国で生まれ、山形にいらして26年です。

 道の駅内部のお店を紹介しましょう。駐車場のすぐ近くに店を構えるのが、ファストフードコーナー「うめちゃんキムチ 道の駅とざわ高麗館店」です。うめちゃんキムチでは、韓国出身のお母さんたちが作ったキムチの提供や、焼肉定食、石焼きビビンバ、冷麺など本格的な韓国料理をいただくことができ、週末を中心に賑わいを見せています。キムチの種類は白菜はもちろん、大根を使ったカクテキやイカ、ニラ、ニンニクなど多岐にわたり13種類と充実。キムチの素も購入することができるので、自宅でキムチを作る方に重宝がられています。また韓国訛りのスタッフと会話しながらのお食事は、韓国旅行の気分に浸れることでしょう。

甘みのある透き通った牛骨のスープを使った韓流冷麺、栄養たっぷりで夏バテ防止にもなるとのこと。
手軽に食べられ人気のうめちゃんキムチの海鮮チヂミ
戸沢村の名産も販売しています。写真は戸沢村産原材料を100%使用した純粋山形そば焼酎(720ml)


 

現地に行かずとも韓国を満喫!

 石段を登った先にあるのが「韓国物産館」。山形県や戸沢村の名産はもちろん、県内ではここでしか買えない韓国物産を多数販売しています。韓国のお菓子やお酒をはじめ、美容大国とも言われる韓国のコスメや、韓国のアイドルや俳優のグッズ、きらびやかで色とりどりの小物など、韓国好きにはたまらないラインアップです。

 このほか、4~11月末の金~月曜・祝日に営業している韓国料理レストラン「ソウル プルコギ」や、戸沢村の名産・えごまを扱う産地直売所「とざわ農楽市」なども店を構えます。

韓国物産館で販売している戸沢村のそば粉を使った戸沢流冷麺(2食入り)、戸沢村でしか購入できません。
バナナやクリームチーズ、モモとさまざまな味のマッコリは人気商品
コスメのラインナップも充実。韓国から仕入れているため、品切れの場合もあるとのこと。

 

がま口の小物入れや、口紅入れなど、日本とは異なる色使いの小物
韓国レストラン「ソウル プルコギ」でいただける「石焼きビビンバ 今日は給料日(焼肉牛カルビ)」
「とざわ農楽市」ではえごまの加工品や地元野菜、くじら餅を扱っています。営業時間は8:30~17:00で火曜日定休。


 

高麗館からの絶景、最上川を楽しむ

「石のおじいさん」の意味を持つトルハルバン。済州チェジュ島の守り神で学業成就や無業息災、子宝に恵まれるといわれています。

 この道の駅の魅力は食とショッピングだけではありません。ぜひご覧いただきたいのが、高麗館の奥に広がる「眺河ちょうがの丘」からの最上川。最上川がちょうど90度に湾曲している位置を見渡すことができる絶景スポットです。戸沢村のおいしい空気を堪能しながら、石段を一段一段登るもよし、車で登ることもできます。また、高麗館の中には韓国のオブジェがいくつもあります。一つひとつが日本では見られないものばかりですので、ぜひ異国文化を感じてみてください。

撮影スポットとしても人気の高い眺河の丘からの絶景。

 道の駅とざわに寄ったら、戸沢村観光へどうぞ。かつて最上川舟運の要所として栄えたこの地では、現在も最上川の舟下りを体験できます。船頭によるガイドと舟唄を楽しみながら、山形の雄大な自然を堪能できる1時間です。また、最上峡一帯に分布している天然杉(土湯杉)の群生地「幻想の森」もおすすめ。樹齢千年を超えると思われる巨大な杉が数多く自生しており、マイナスイオンをたっぷり浴びることができます。

 海水浴に向かう道中で寄り道するもよし、山々に涼をとりにいくもよし、戸沢村の魅力に触れる夏はいかがでしょう。

本国から取り寄せたさまざまなオブジェ。韓国ならではの作品を楽しむことができます。
四季折々の景色を楽しめる最上川舟下り。冬場はこたつを囲んで舟下りすることもできます。
幻想の森はJR高屋駅より車で約20分。根元から複数に分かれた枝が、幻想的な雰囲気です。


 

取材協力・お問い合わせ

道の駅とざわ モモカミの里 高麗館 TEL.0233-72-3303 http://www.kouraikan.com
 

最上川舟下りについて

最上峡芭蕉ライン観光株式会社 TEL.0233-72-2001 http://www.blf.co.jp
最上川舟下り義経ロマン観光 TEL.0234-57-2148 http://mogamigawa.jp
 


 


 

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