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雪旅籠の灯り

いま、山形から・・・ 山形の旬だより 月山の麓に広がる真っ白な宿場町 雪旅籠(はたご)の灯(あか)り(西川町)

 雪でかたどられた旅籠(江戸時代、街道の宿場に置かれた食事を提供する宿泊施設)の中に、やわらかな灯りが揺らぐ幻想的な世界。月山がっさん)志津しづ)温泉で平成18年から行われている「雪旅籠の灯り」。平成27年は2月27日(金)~3月1日(日)、3月6日(金)~8日(日)の計6日間開催されます。

 

雪でよみがえらせた江戸時代の宿場町
細部まで凝って作られた繊細な雪旅籠にゆらぐ、ろうそくの優しい灯火。大自然の中に現れた別世界に魅了されます。

 古くは出羽三山を訪れる行者のための宿場町として栄えた月山志津地区。現在は春に訪れるスキーヤーや夏の登山客で賑わっていますが、冬場は積雪が6メートルにも及ぶ標高約700メートルの豪雪地帯です。その雪を利用したイベントが、今年(平成27年)で第10回を迎える「雪旅籠の灯り」。月山志津温泉の宿が立ち並ぶ約200メートルの道端に、江戸時代の旅籠を雪で再現します。ろうそくの 灯火ともしび)がゆらめく幻想的な世界を楽しめると、県内外から観光客が訪れ、バスツアーも組まれます。これまでに「第13回 全国ふるさとイベント大賞」で総務大臣表彰や「第2回地域づくりのやまがた景観賞」で県知事賞(いずれも最高賞)などを受賞しています。

)年が月山の「御縁年」とされているため、うさぎのモチーフがところどころに。うさぎを探してみるのもいいですね。

 平成27年は週末の夜(点灯時刻18:00~21:00、初日は17:30から)、6日間のみ開催されます。なお平日や昼間は、イベントは開催されていませんのでご注意ください。

 

月山の大自然とともに 環境に優しい雪まつり

製作期間中に大量の雪が降れば、その日の作業は雪旅籠の雪降ろしからスタートすることに。

 雪まつりといえば、遠くから雪を運んできて雪像を作る光景を思い浮かべる方も多いと思いますが、雪旅籠の灯りは、その場に自然に積もった6メートルもの雪を彫り込んで作ります。雪旅籠の製作は、2月中旬頃からスタート。大学生の製作スタッフを中心に、手作業で細部まで彫り進めていきます。ときには製作スタッフが100名を超える日も。早い時期から彫り始めると、出来上がった雪旅籠の上に更に雪が降り積もり、雪旅籠の雪降ろしが必要となってしまうため、イベントの3~4日前からは泊まり込みで作業するなど、できるだけ直前に完成するようにしています。

内部にいろりが作られるなど、旅籠のデザインは年々凝ったものになっています。2階部分も丁寧に作業していきます。

 元々その場所にあった雪なので、イベント終了後も必要以上に壊したり、移動したりすることはありません。そのため例年、5月の連休頃までは原型が残っているのだとか。その後、解けた雪は水となり、周囲の木々の成長を助けていきます。「雪は宝」というコンセプトのもと、雪のもたらす恵みを感じられる、自然を生かしたイベントです。

 

氷のバーでホッと一杯いかがですか?

青を基調としたアイスバー。雪旅籠が「過去」ならば、LEDを使ったクールな雰囲気は、近未来を思わせます。

 雪旅籠の灯りの会場は雪山である月山の麓。やはりとっても寒いです。「ちょっと一杯飲んで、身体の中から温まりたい」という方におすすめなのが、会場内で青く光る“アイスバー”。雪だけでなく氷も使い、青色LED(発光ダイオード)でライトアップした店内は、オレンジ色の炎に包まれる雪旅籠とはまた違った神秘的な雰囲気です。アイスバーの中では、これまで雪旅籠オリジナルホットワインや月山山麓で作られた「ぽれぽれソーセージ」などを販売してきました(平成27年のアイスバーメニューは未定)。アイスバーの他に、西川町をはじめ山形県の特産品を中心とした売店も予定されています。また、イベント期間中に月山志津温泉の各旅館に宿泊すると、月山の食材をふんだんに使った「雪旅籠御膳」をいただくことができます(要予約)。雪に見立てた大根おろしを使った「豪雪鍋」をはじめ、月山で採れた山菜などさまざまな料理を堪能できる大満足の内容です。この機会に、冬の志津温泉に宿泊して、月山の味覚に舌鼓を打ってみてはいかがでしょうか。

昨年(平成26年)は「カラー氷」の試みも行われました。濃淡のある染料で彩られた氷が、美しく光を通します。
昨年(平成26年)は町内の特産品のほか、甘酒や玉こんにゃくといったホットメニューを販売し賑わいをみせました。
雪旅籠の灯り開催期間中に月山志津温泉の宿でいただける「雪旅籠御膳」(宿泊者限定・要予約)。

 

月山志津温泉 雪旅籠の灯り
平成27年2月27日(金)~3月1日(日)、6日(金)~8日(日)
点灯時間/18:00~21:00 ※初日(2月27日)は17:30からオープニングセレモニー
通行手形(入場料)/大人 500円・中学生以下 無料
※会場内に車の乗り入れはできません。会場入り口駐車場、もしくは、弓張平公園駐車場をご利用ください(弓張平公園駐車場からは約30分間隔でシャトルバスを運行)。
※防寒対策を万全にお越しください。また、会場内は足元が滑りやすくなっていますので、十分にご注意ください。

 

取材協力・お問い合わせ

月山志津温泉 雪旅籠の灯り実行委員会(月山朝日観光協会) tel.0237-74-4119
http://www.gassan-shizuonsen.net/yukihatago/
https://www.facebook.com/yukihatago(Facebook)
※開催期間中は悪天候による中止の場合もございますので、当日の様子などはFacebookページなどでご確認ください。

 

 


 

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  • 平成27年1月16日公開

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