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平成26年度当初にあたっての職員に対する知事あいさつ

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平成26年度当初に当たっての職員に対する知事あいさつ

平成26年4月1日

 

皆さん、おはようございます。

このところ気温も上がり、だいぶ春らしくなってまいりました。

冬がどんなに長くても、必ず雪はとけて桜が咲く春が訪れます。

山形県は、まもなく百花繚乱の最高の季節を迎えます。

そういう中、今日は4月1日、平成26年度のスタートであります。

新たな体制で新たな年度がスタートいたしますので、皆さんも新たな気持ちで、気を引き締めてしっかりと業務にあたっていただきたいと思います。

さて、本県では、最近、明るい話題が続出しているところです。

まず、小国道路が計画段階評価を進めるための調査着手となりました。また、山形空港の羽田便が実に15年ぶりに朝夕2便に増便になりました。名古屋便も3年半ぶりに復活いたしました。また、酒田港の船便については、私が知事に就任した5年前は1週間に1便でしたが、今年3月に週3便にまで増えました。今年3月に栗子トンネルが貫通式を迎えたことも、大変喜ばしい出来事でありました。

そして、高校生の就職率が過去最高となっております。有効求人倍率も5ヶ月連続で1倍を超えている状況です。

このようにのぼり調子の中、皆さんとともに新年度を迎えることができますことを大変有難く思っているところです。

「有難い」とは有ることが難しいと書きます。

まさに、政策的に良い状況を作るには、一人の力では難しいものだと思います。

県庁にあっては部局の仲間みんなで業務にあたり、地元経済界の皆さん、市町村や政府機関などありとあらゆる方々との連携や御協力を得て、総力を結集して成果を出せるものと考えております。

こうした意味で、先に述べた成果ですが、皆さんと私、そして県民の皆さんや関係機関など、多くの方々の御協力の賜物と考えておりますので、この場をお借りして心から有難く、感謝申し上げる次第でございます。

一方で、今日から消費税が上がりますので、景気がどうなるのか注視しながら適切に対処していかなければならないと思っております。また、少子高齢化や人口減少、安全安心な社会の構築、持続可能な財政構造への転換など、課題は山積しております。

ただ、そういった課題を克服していくためにも、県庁の仲間だけでなく、市町村や政府機関、企業、NPOやボランティアなど、本当にたくさんの方々との連携・交流が不可欠であります。

私が申し上げたいのは、本当に今後とも連携が大事だということであります。外との連携に力点を置いて言及してまいりましたが、もちろん県庁内部でも連携が不可欠、大事であります。縦割りに固執せず、部局横断的に横串を刺して、柔軟に取り組んでいただきたいと思っております。

さて、私は、県政運営二期目にあたり、本県の恵まれた地域資源を活かし、山形らしい新しい成長の姿をしっかりと実現していかなければならないという強い決意を込め、「自然と文明が調和した理想郷山形」を実現するという将来ビジョンを県民の皆様にお示しいたしました。

この将来ビジョンの実現に向け、「産業の振興」と「地域の再生」という2つの視点を重視し、4本の成長戦略の実行に力点を置き、第3次山形県総合発展計画の「短期アクションプラン」の着実な推進に取り組んでいるところであります。

成長戦略の1本目は、中小企業の振興、世界最先端の技術で産業形成、そして企業誘致の推進、「観光立県山形」の実現であります。

2本目は、「食産業王国やまがた」の実現

3本目は、自然エネルギーによる地域経済活性化・産業振興であります。

そして、4本目は、福祉・医療・教育の充実であります。

平成26年度におきましては、これまでの成果を土台に、安定雇用の創出、人口減少の抑制や、県民生活の安全・安心、さらには、地域社会の活力へと確実につなげていくため、よりいっそう取組みを加速させてまいりたい、と考えております。

そして、「県民一人ひとりが喜びと幸せを実感し、活き活きと輝いて生きていける山形県」を実現してまいりたいと考えております。

ところで、早いもので、我が国に未曾有の被害をもたらした東日本大震災から3年余りが経過いたしました。しかしながら、復興への道のりはまだ道半ばという感があります。本県には今だ約6千人もの方々が避難生活を余儀なくされております。

いつふるさとに帰れるか見通しが立たず避難生活が長期化する中、さまざまな不安や困難の中で毎日を送っておられるものと思います。私たちは同じ東北の仲間として、少しでも安心して避難生活を送れるよう、心をひとつに、支えあい助け合って、寄り添いながら、東北全体の復興・日本の再生を目指して取り組んでまいりたいと考えております。

さて、47都道府県がございますが、47都道府県が日本という国を形成しておりますので、地方が元気になってこそ我が国が元気になれると、私は思っております。

まず、山形県が元気にならなければなりません。山形県が元気になるため、皆さんとともに全力で取り組んでまいりたいと考えております。

本年は、大規模な大会やイベントが目白押しであります。例年開催されている「日本一さくらんぼ祭り」や「花笠祭り」に加え、5月には「東北六魂祭」、6月には「JCIASPAC山形大会」、6月から9月までの3ヶ月間は「山形デスティネーションキャンペーン」が、そして10月には「全国育樹祭」が開催されます。

山形には美しい自然や極上の農産物、豊かな食文化や温泉、精神性の高い伝統文化やまじめで助け合い精神の旺盛な県民性など、全国に誇れる宝がたくさんあります。

大型イベントの多い本年は、こういった山形県の宝を、いわば「日本人の心のふるさと美しい山形」のすばらしい魅力を、全国に発信する絶好の機会だと思います。

皆さん、自信をもって大いに発信してまいりましょう。

転勤して山形に来られた方々によく言われます。

「山形県はすばらしいところだ」「食べ物もおいしい、お酒もおいしい」「温泉も近場にいっぱいあっていつでも行ける」「山形県民は親切だ」「山形県がこんなに住みやすいとは知らなかった」「外からは山形県の良さが見えなかった」など、本当にいろいろなことを言われます。

やっぱり私たちはこれまで発信不足だったと言わざるを得ません。

山形県の良いところを発信することにより、県民の皆さん自身が、子供たちが、ふるさと山形に愛着と誇りをもつことにつながると思います。

皆さん、今年を「発信元年」と位置づけ、発信力を大いに磨き、山形県の良さを積極的に発信してまいりましょう。

実は、今年3月に、例年の職員提案がありました。

優秀賞を獲得したのが、「みんなで発信しましょう」という提案でした。

職員一人ひとりが県産品を身につけ、PRするという提案でした。

お客さんと接する時に話題にするなど、コミュニケーションも上手にできるようになり、宣伝にもなり、県産品の消費にも寄与できるという優れものの提案です。

若い女性職員の提案でありますが、まさに時宜を得たものと思います。

是非、皆さんも実行してはいかがでしょうか。

たとえば、私は新庄の亀綾織の名刺入れを愛用しております。夏には涼しげなしな織の名刺入れに変えたりもしています。そして、これは紅花染めのポケットチーフであります。

県産品はいろいろありますが、いつも身につけているわけではありませんが、山形県はさくらんぼの県でありますから、(さくらんぼの帽子をかぶり)いかがでしょうか。

ここまでやるかどうか、私も大変悩みました。

少し恥ずかしい思いをしてでも発信しなければと、思い切って勇気を出しました。

皆さん、是非思い切って、殻を脱いで発信していただきたいと思います。

今年は「発信元年」です。皆さん、よろしくお願いいたします。

さて、皆さんには、引き続き「県民視点」「現場主義」「対話重視」の3点を基本的な姿勢として、業務に取り組んでいただきたいと思います。

また、職場にありましては、「報告」「連絡」「相談」のホウ.レン.ソウを実行してコミュニケーションを大事にしてください。

働きやすい職場とは自分たちでつくるものではないでしょうか。

お互いにあいさつし、声をかけあって、風通しの良い職場を作ってまいりましょう。

そのことが、チームワークや心の健康につながり、県民の皆さんへのサービスにもつながりますので、よろしくお願いいたします。

結びになりますが、健康がなによりも大切であります。

日頃支えてくださっている御家族の皆さんに感謝の気持ちを伝えながら、くれぐれも御自愛のうえ仕事に励んでいただきたいと思います。

今年は大型イベントも多く、にぎやかな一年になりそうです。また、そうしなくてはならないという気持ちです。上杉鷹山公の「なせば成る」という言葉を心に深く刻み、皆さんと手を携えながら、「心の通う温かい県政」を推進し、県民の皆様、市町村とともに、「自然と文明が調和した理想郷山形」を実現してまいります。

皆さん、一緒にがんばりましょう。

よろしくお願いいたします。


 

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  • 2014-04-01掲載